きいろ・みずいろ
震災の後、いつも暗め色の服をお召しの女性が、鮮やかな山吹色のブラウスで出社されたことがありました。
「○○さん、黄色を着てらっしゃるの珍しいですね、ぱっとした色ですね。」
と声をかけられて、
「地震でみんな気分がふさいじゃってるでしょ。せめて明るい色の服がいいなと思ったんだけど、手持ちの服は暗い色ばっかりだったから、黄色のブラウス買ってみたの(* ̄ー ̄*)。」
と答えていらっしゃいました。
無彩色のオフィスを黄色い点がくるくる動くのが、とっても目立って春めいたそよ風が流れるようでした。
オフィスは壁や床、什器の色を変えることが出来ず、季節感も感情も無い場所だと思っていましたが、そこにいる人が身にまとう色を変えることで雰囲気を変えることは可能なのですね。色のちからを感じた出来事でした。
その方にならって、ここ最近は、自分の気持ちを明るくしてくれるような色を思い浮かべたり、身につけたりするようにしています。
今のうさみの心もよう色は、みずいろです。
みずいろ、流れる水の色は、つまったもの・滞った状況を流し、動かしてくれる色だとか。
そんな色に魅かれます。
水色の石(ぶどう石、というんだそうです)を選んで、ブレスレットにしてもらいました。
効果はよくわかりませんが、気持ち的には、不要なものはうさみの元に止まらない、必要なものだけとりいれよう、という感じです。
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