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2005年10月10日 (月)

こんな本読みました~「誰か」

宮部みゆきさんは何を舞台に書かれても、ストーリーテラーですね。
すっとその世界に引き込んでくれます。



今回は現代物ミステリで、舅が経営する大会社の末端で働くちょっと頼りない男が主人公。舅の運転手が不慮の死をとげた交通事故について調べるうち、その一家の隠された過去と愛憎があらわになっていくお話です。

ラストで表面化する、家族がお互い心の底に隠し持ってきた暗い感情に、背中がうすら寒くなりました。

必要以上に男の家庭生活(大企業トップの娘である病弱で美しい妻と利発で可愛い娘と、麻布に住み青山のレストランで食事するプチセレブな暮らし)の描写が出てくる気がするのは、彼を主人公にしたシリーズを続ける伏線でしょうか?

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コメント

秋の夜長にミステリー。
いい感じですね!

このところ雨ばかりだけど、雨の日は読書に打ってつけですね。
わたしは、読書のお供クッキーを焼いてみました。本を片手に紅茶とクッキー。わーい。幸せ~。

投稿: ラムラ | 2005年10月10日 (月) 23時02分

宮部みゆきさん、お江戸舞台ものの妙手でもありますよね。現代ものの切れ味鋭い感じにくらべて、軽妙さが際だっているように思います。背景の書き込みが丁寧で、登場人物に厚みがあるのがいいと思います。実人生を生きている隣人のような感じがするので。

投稿: pino | 2005年10月11日 (火) 19時54分

>ラムラさん
本と紅茶とクッキー!これぞ正しい秋の夜長の過ごし方ですね(*^。^*)

>pinoさん
私も宮部みゆきさんの時代物、好きです。全く違う世界をあれだけ書き分けられるのがすごいなあと思います。

投稿: うさみ | 2005年10月11日 (火) 22時56分

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