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2005年10月28日 (金)

幸四郎さん

うさみが日本の俳優さんでご贔屓なのは、松本幸四郎さんです。

彼が「市川染五郎」名だった頃から大好きです。出演されるお芝居は、現代劇・歌舞伎を問わず出来るだけ観に行くようにしています。

テレビでは「王様のレストラン」以降コミカルな役が多いですが、生真面目で優しすぎる人間の哀しさ・苦しみ・愛おしさを演じても、とても素晴らしいのです。
たとえば、大河ドラマ「
山河燃ゆ」(1984年)で演じた日系アメリカ人2世の役・・・山崎豊子さんの「二つの祖国」が原作のこの大河ドラマは、確か初めての現代史(昭和以降)ものだったせいか、人気はいまひとつだったようですが、うさみはとても好きでした。
2次世界大戦中、アメリカに住む日系人が二つの祖国(アメリカと日本)の間でどのように揺れ動いてそれぞれの決断を迫られていったか・・・どちらか一方を取れずに苦悩する幸四郎さんの姿に涙したものでした。

幸四郎さんの舞台を観に行っていると、共演される息子の染五郎さんの演技を観る機会も多く、親戚のおばさんのような気持ちで成長を喜んでしまいます。

数年前の「
アマデウス」でのモーツァルト役は、「う~ん、モーツァルトがそれでは、サリエリ(幸四郎さん)が凡才に見えないなあ。主役はサリエリなんだけど、モーツァルトが天衣無縫の天才ぶりを感じさせてくれないと、サリエリも引き立たないのね~」と思ってしまいましたが、去年の同役は素晴らしく、舞台全体の感動もひとしおでした。

今月観て来た日生劇場の「
夢の仲蔵千本桜」でも、染ちゃんはいい味を出していました。幸四郎さんは台詞なしで舞台に座っているだけで、ずーんとした存在感を感じました。
このお芝居、劇中劇の形で歌舞伎の場面がたくさんあるのですが、日生劇場は歌舞伎座と違って横に短く縦に長いので、舞台面の印象が違って面白かったです。

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