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2005年12月30日 (金)

仕事納めと「容疑者Xの献身」

本日無事今年の仕事納めをして参りました。

仕事納めの日はお仕事は半ドン、納会でちょっとした食べ物とビールがふるまわれて、みんな三々五々に家路に着きますが、今日のうさみは居残り係でした。
うさみのチームで使っているシステムの締め時間が5時半過ぎと決まっていて、誰かがそれを締めないと帰れないのです。

仕事はとっくに終わっているので
5時半までどこかで遊んできてもいいようなものですが、一度会社のビルを出たらもう戻って来たくなくなるのは人情です。上司が買ってきてくれたおやつのケーキを食べながら、ぼーっと本を読んですごしました。

ひとりでぼーっとするのは好きですが、まわりの人たちが「今年はお世話になりました。良いお年を」とご挨拶してひとりひとり減っていき、窓の外も日が暮れて暗くなってくると、何だか「学校で悪いことをして居残りを命じられたけど、先生が忘れて帰ってしまってどうしよう!?」というような気持ちになりました(^_^;)。

待ち時間で読みきった本は、今年のミステリベスト10に必ず顔を出している東野圭吾さんの「
容疑者Xの献身」でした。

著者ご本人が「一つの事件を扱った、正統派ミステリーの中では、自分の最高傑作」とおっしゃっていますが、トリックがあばかれるシーンでは久しぶりに背中がぞく~っと来ました。それから、犯罪に至る容疑者Xの心理(”献身”の本当の意味)がうまくカモフラージュされていて、謎解きまで読んでようやく、ああそういう気持ちだったのか、とわかるあたりもうまい作家さんだなあと思いました。

ラストは常識的にはああなるべき、とわかってはいますが、泣けました(;O;)(;O;)。

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» 東野圭吾「容疑者Xの献身」 [お気楽blog]
「このミステリーがすごい!」でダントツの1位だったうえに、好きな作家の本だったので珍しくハードカバーの本を買いました。忙しくてなかなか読む時間がなかったのですが、やっと読み終わりました(「このミス」はお金がないため立ち読みで面白そうな本だけを頭の中で記憶しましたが)。 この帯にやられた気がする(第1位に弱い) <ストーリー>数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリ天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか(am... [続きを読む]

受信: 2006年1月 3日 (火) 22時52分

» 容疑者Xの献身 [ひろし]
東野 圭吾 『容疑者Xの献身』 (文藝春秋) 久々に、ハードカバーのミステリ買いました。 直木賞もとったし、「このミス」でも1位だし、読まねばいかんかと。 うーん、評価の難しいところですね。 正直言って、「扉は閉ざされたまま」のほうが、個人的には気に入りました。 もともと、東野圭吾は結構好きですよ。最近の作品はあまり読んでませんけど。 たしかに、トリックはすごいと思います。でも、帯に書いてある 運命の数式、命がけの純愛が生んだ犯罪。  ... [続きを読む]

受信: 2006年2月 3日 (金) 02時07分

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