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2006年1月25日 (水)

キルトと配色

うさみのお知り合いが銀座の画廊で開いていらっしゃるキルトの個展に行って来ました。

2m四方くらいの大きなキルトが十数枚展示されていました。
個展の案内にもなっているお魚のキルト(写真は大きなキルトの一部)も、ブルーのグラデーションが美しくて素敵でしたが、何と言ってもうさみが気に入ったのは、和布で作られた色鮮やかなキルトでした。

材料はお着物や帯をほどいた古布に、ネクタイをほどいたもの・中国のシルクなども混ざっているそうで、まるで色見本のようにありとあらゆる色の布が使われていました。
15cm角くらいのモチーフをつなげて大きな正方形にしていきながら、右上の角だけブロックが崩れたように位置をずらして動きを出しています。ひとつひとつのモチーフは、それぞれ違う色・種類・形の小さな布を組み合わせて作られていて、もとの布の柄をいかして花や人の絵だったり、幾何学模様の重なりだったり、ところどころに刺繍もほどこされています。

たくさんの色が自由自在に使われているようで、全体として見ると左下の黒から右上の白に向かって色がグラデーションで流れているのがわかります。いつまででも眺めていられる「」の世界でした。

作成者であるお知り合いに、キルトを始められたきっかけやお教室の様子・キルトの作り方や材料についてなど、お話を聞かせていただいた最後に、うさみは一番気になっていたことを伺ってみました。

「この配色はどこから考えつくんですか?」
「キルトで一番大切なのは、配色とデザインで、縫い目が小さいとかまっすぐだとかいうことはそんなに大切じゃないの。配色はその人のセンス、人から教えてもらえるものでも、お金を出したら買えるものでもない。生まれつきや育った環境から来るものだと思う。」

配色はセンス・・・当たり前のことなのですが、素晴らしい色使いのキルト作品を目の前にしてそれを伺った時、何かうさみの心にぐっと来るものがありました。

配色の技法は学べても、人が見て美しい・楽しい・面白いと感動する色を組み合わせることは全く別の話なんですね。そして色はものづくりにおいては常にとても重要だということ。
目の保養と共に、勉強にもなった夜でした。

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