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2006年8月23日 (水)

この本を読みました~「弁慶のカーテンコール」

うさみが大ファンの歌舞伎役者、松本幸四郎さんが今まで書かれたエッセイをまとめたご本の文庫版です。



出演された歌舞伎やミュージカル作品、テレビドラマなどについて、ご家族について、俳優としての心構え、話題は多岐にわたって、とても興味深かったです。
自筆のスケッチと書ものっていて、多芸ぶりをご披露されています。(ファンの贔屓目だけではありませんよ・・・)

うさみがとても感銘を受けた一文です・・・


若い頃は、体力や気力が充実し、若さ以外に何も束縛がなくて、不自由さもない。美しさも勢いもある。でも、自由に思い切りできるということは、未熟につながる。それが、だんだん年をとっていくと、声もでなくなる。容貌も衰えてくる。体も固くなって動かなくなる。そうなると役者というのは、経験や力で、それを別の美しさに変えていくことができる。「掠れ」とか「滲み」になって、その味わいがでてくるものなんです。

歌舞伎役者さんの「芸」と「美」は、年齢を超越しているといつも思います。「掠れ」や「滲み」を愛でる感覚は日本人独特かもしれませんね。

うさみは舞台はナマに限ると思うので、幸四郎さんの映像(ビデオやDVD)はあまり持っていません。(特に歌舞伎は絶対ナマが面白いです。映像になってしまうと、1台のテレビカメラが写しているところしか見えなくて、横長の舞台がすごくせせこましく感じられるのです・・・)

でも、この本を読んだらもう一度「王様のレストラン」が見たくなって、DVDを買ってしまいました(^◇^)。三谷幸喜さんと幸四郎さんのコメンタリートラックがついていて、いろんな裏話に笑えました。
三谷さんのこのドラマでフレンチレストランの伝説のギャルソン役を演じられた後、幸四郎さんがレストランに行かれると、サービスの方が緊張したり、参考になったとご挨拶してくれたりするのだそうです。千石さん、当たり役でしたよね~。

料理監修をされた方のお店には「王様のレストランコース」があり、小道具なども飾ってあるそうです。ドラマに出てくるメニュー、「オマール海老のびっくりムース」を食べに行きたいですね(*^_^*)。

そして放映当時は名前も知らないまま結構好きだった主題歌は、平井堅さんのデビュー曲だそうです。

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コメント

うさみさんが、読まれた本は
いろいろな事が、書かれていて
読み応え、タップリな感じですね。
そして、うさみさんが感銘を受けた一文では
日々努力をして来た積み重ねが
自分の、素晴らしい宝になっているのだと
感じました。すごい事ですね。

私も、「王様のレストラン」見てました。
いろんな登場人物が、人癖あるというか
面白かったです。そして幸四郎さん見事なギャルソンぶりでしたね。
DVDには、裏話があるのですか。
面白そうですね。

投稿: りる | 2006年8月24日 (木) 23時59分

>りるさん
「王様のレストラン」ご覧になったのですね、嬉しいです~。かなり昔のドラマですが、今見てもちっとも古いとは思いませんでした。

投稿: うさみ | 2006年8月25日 (金) 22時31分

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