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2007年8月 4日 (土)

ガラスの仮面

未完の小説や漫画を読む時の、寂しさやもどかしさ、同じ経験のある方ならわかっていただけるでしょうか。

もちろん途中読みながらあれこれ勝手に結末を想像しますが、やはり創り手が考えた結末を知りたいのです。
不幸にして作者が亡くなってしまっている作品は、どうにもしようがありませんが、作者がご活躍中で遅筆な場合、まだかまだか、とただひたすら待ち続けるしかないですね(-_-;)。

そのように、どうしても作者ご自身が付けた結末が読みたいとうさみが渇望しているのが、「十二国記」と「ガラスの仮面」でしょう(^^ゞ。

小野不由美さんの「十二国記」シリーズは、アニメやゲームにもなった人気ファンタジーですが、なかなか次の巻が出ません。
外伝「魔性の子」にもつながる戴国の行く末がどうなったのか、あと1冊で決着が着くという噂ですが、どうか早く書いてくれますように、いえ、ここまで待つともう早く、とは急かしません、とにかくいつか書き上げてくれますように<m(__)m>。



「ガラスの仮面」は、うさみは何と連載開始時(1976年)から知っているという長年の執着がある漫画です。

最初から大きなキーポイントだった幻の大役の選考、という話の終わりにかなり近いところまで来ていると思われながら、休載に次ぐ休載で、本当に作者の美内さんは終わらせる気持ちがあるのだろうか、と不安になっています。



何のとりえもないように見える女の子が、往年の名女優に演技の才能を見出されて、ライバルに苛められたり恋に悩んだりしながら、女優として成長して行く、という少女漫画の王道を行くストーリーですので、正しい(!?)エンディングは、ヒロインが目指していた大役を獲て、足長おじさんと結ばれる、しかないだろう、と思うのですが、どうなりますことやら・・・(^^ゞ。
20070804_p1050261
テレビドラマ(ヒロイン・マヤ役は安達祐実ちゃん、B'zのテーマソングが良かった~♪)とアニメはだいたい見ていました。
昔、マヤを大竹しのぶさん、紫のバラの人を川崎麻世さんが演じた舞台(玉三郎さん演出)も見に行きました。
安達祐実ちゃんも演技はうまかったですが、大竹しのぶさんの方が(年齢は全然違いますが)、うさみが頭に抱いている「北島マヤ」のイメージに合っていました。

・・・というのが前置きか本題かわからなくなりましたが、世田谷文学館で開かれている「美内すずえとガラスの仮面展」を見て来ました。

ストーリーに沿った年表名セリフが見やすく展示され、ファンならば、うんうん、そうだったよね、そんな役を演じたよね、そういう事件もあったよね、とのめりこんでしまうでしょう(*^。^*)。
20070804_p1050293 マヤとライバル亜弓さんとのやりとり、足長おじさんである「紫のバラの人」との思い出のシーンあれこれ(*^_^*)。

お芝居の漫画ですので、劇中劇がたくさん出て来ます。有名どころでは、「たけくらべ」「奇跡の人」「夏の夜の夢」など。それらひとつひとつの説明もありました。
以前、すごく劇が面白くて原作脚本が読みたいと探しても見つからなかったものは、やはり美内さんのオリジナルだとわかりました(^^ゞ。

たくさんの生原稿には感動です。特にカラー原稿は、どの漫画家さんのを拝見してもそう思いますが、生の方がずっと綺麗ですね~、印刷技術が進んでもやっぱり手描きの細かいところまで再現するのは難しいのでしょうか。

連載第1回が掲載された雑誌「花とゆめ」なども展示されていました。
懐かしい~(*^。^*)、同じ雑誌でも、やっぱりどこか装丁が昔っぽいんですよねえ。

展示場内で唯一写真撮影が許されていた場所がこちら、マヤが劇20070804_p1050265団の仲間たちと暮らしていたアパートの部屋を再現したものです(^◇^)。
いかにも昭和の香りが漂うおんぼろアパート(^^ゞですが、「紫のバラの人」からもらった手紙や台本が置かれていたり、ちゃぶ台に好物の鯛焼きがあったり、と芸が細かいです。


見に来ている方は、うさみと同年代くらいの女性が多かったで20070804_p1050290_2 すが、男性やお若い方もいらっしゃいました。アニメやドラマでファンになった方も多いのでしょう。
この展覧会で勢い付いて、ぱーっと最終回まで描き上げていただけるといいなあと思います。

おみやげに買い求めた特製クリアファイル(#^.^#)。

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コメント

うさみさんワールドかしら?
またも~未知との遭遇・・・楽しく読ませて頂きました。

未完の小説、遅筆の作品云々・・・そのお気持ちよく分ります。またそれが~たまらなく快感だったりして。

投稿: ぷりちゃん | 2007年8月 5日 (日) 20時16分

>ぷりちゃんさん
漫画をご存じない方には何のこっちゃ、な話ですよね、私の趣味の世界です(^_^;)。
遅筆の作品がようやく出た時は快感なんですけどね~、待つのは辛いです(T_T)。

投稿: うさみ | 2007年8月 5日 (日) 20時37分

「ガラスの仮面」まだ終わっていなかったのですか?
あまりに間隔があいてしまうと、ストーリーの展開を忘れてしまいそう・・・(笑)
「ガラスの仮面」と同じ長寿シリーズに「王家の紋章」があったような気がしますが、こちらは完結?

投稿: アラベスク | 2007年8月 7日 (火) 08時08分

うさみさん、こんにちは。

十二国記、NHKのアニメだけ観たのですが、原作未完ですか…
夫ともども楽しんだアニメだったので、是非ラストまで観てみたかったのですけれども。

ガラスの仮面展なんてあるのですね~。
本当に東京の方は羨ましい!!
漫画は最新刊以外は文庫で揃えて持っています♪
私はやはり『二人の王女』と、ドラマ版の松本莉緒ちゃんの亜弓さんが好きでした。
『紅天女』はお能も上演されたとか。

美内さんの中ではもうラストまでの筋書きは出来上がっていると言うような事を以前聞いたことがありますが、雑誌掲載したものをコミックにそのまま載せず全て書き直しているから発売が遅い、と言う話も聞きました。
どちらにせよ、他に連載をお持ちでないのにペースが遅過ぎて、ファンには辛いですよね…

投稿: 眞子 | 2007年8月 7日 (火) 12時09分

>アラベスクさん
「ガラスの仮面」はあとちょっとのところでまだ終わっていなかったんですよ。「王家の紋章」、あれもまだ終わっていないようですよ。最初の方は読んでいたんですが、無理やり話をひきのばしているような感じがして読むのやめちゃいました。現代のアメリカ娘が古代エジプトにタイムトラベルしてファラオと恋に落ちる、っていう着想は面白いんですけど。

>眞子さん
展示内容を写真でお見せ出来ないのが残念です。パンフレットも作っていなかったし。紅天女のお能の衣装も展示されていたんですよ。
文庫版コミックスお持ちなんですね~。私は普通版のを持ってます。「2人の王女」は良かったですね!私はマヤちゃんの1人芝居なんかも好きです。お話が知りたくて脚本を探したのは、マヤちゃんがお人形の役をやった「石の微笑」でした。
エンディングは決まっているんですか。なら早く描いて欲しいですねえ・・・最近は自然保護運動など、漫画以外のことに力をそそいでいらっしゃるようで、なかなか筆が進まないのかもしれませんね。

投稿: うさみ | 2007年8月 7日 (火) 20時44分

こんばんは(^-^)
うさみさん!うん、うん、全く同感です!
十二国記は、ススメられて読んだのですが
もう、次の日の事も考えず
夜更かしをして、次々と読んでしまいました
もちろん、アニメもバッチリ見ました。
なので。。。そう、次はいつ出るのかと
待っています。ここまで来ると、もう
とにかく出してくれればという気持ちで
気持ちを長~くして待っています。
「ガラスの仮面」も、ホント!
気になって仕方ないのですが。。。
なかなか進みませんね。
でも、「ガラスの仮面」ワールドは
一度読み出したら、どっぷりとハマッて
しまい夢中で読んでいました。
うさみさんは、舞台を観に行かれたんですね
いいなぁ~です。
私は、安達祐実ちゃんのドラマを
見てました。確かに、B'zのテーマソング
良かったですね♪
「美内すずえとガラスの仮面展」という
催しが開催されているんですね。
生原稿、見たんですね。
私も、別の漫画家さんたちの生原稿を
展示されているのを見たことがあるのですが
うさみさんの言われるように、生は綺麗ですよね。

その他にも、続きが気になっている作品が
ありますが、どんなに時が経っても
最後まで出して頂きたいと願ってます☆

それから、コメント欄に出ていました
「王家の紋章」
そうなんですよ!まだ続いているんですよね
ビックリです。
今は、どんな話になって続いているんでしょうね。
では~(^o^)丿

投稿: りる | 2007年8月11日 (土) 01時57分

>りるさん
りるさんも十二国記がお好きでしたか~。どの国の主従がお気に入りですか?私は戴国と延国です(*^_^*)。
ガラスの仮面はほんっと~にあともう一息で終わるところなので、ぜひ最後まで発表していただきたいです。舞台は良かったですよ~、劇中劇のところとかリアルでした。

投稿: うさみ | 2007年8月11日 (土) 20時56分

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