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2008年2月25日 (月)

映画賞

今日は第80回アカデミー賞の発表日でした。

主演男優賞はダニエル・デイ・ルイスが取りましたね(#^.^#)。
自分は「オスカー版ヒラリー・クリントン」だ、というジョージ・クルーニー予想が当たったな~と感心していました。(ヒラリーは相手がオバマでなければ勝てた、ダニエル・デイ・ルイスのこの作品が同じ年に当たらなければ自分が取れた、というような意味らしいです(^_^;)。タイムリーで洒落た喩えだなと印象に残っていました。

毎年アカデミー賞の前日に、ラジー賞ゴールデンラズベリー賞)と呼ばれる、いわば逆アカデミー賞、今年一番ひどかった映画を選ぶ賞が発表されます。ひどいものを中傷抜きで真っ向からひどいと言うことも、いいものを作る礎になるのでしょう。

日本では、アカデミー賞はあっても、そういう良くなかった映画を選ぶ賞はないかと思っていたら、実はいくつか存在していました(^_^;)。

週刊文春が発表する、文春きいちご賞(アメリカのラズベリー賞にちなんで木苺賞、だそうです(^_^;)がそのひとつです。邦画洋画を問わず、映画記者や評論家の投票で選ばれるそうです。

2007年の栄えある(!?)きいちご賞に選ばれたのは、

1位 「蒼き狼
2位 「恋空
3位 「ラストラブ」 だそうです。

(「蒼き狼」はスポーツ報知の同目的で選ばれる賞「蛇いちご賞」も取っています(>_<)。

うさみはどれも見ていないので、ワーストシネマに選ばれて当然の内容なのか何とも言えませんが、観客の支持が少なかった(興行成績が悪かった)から悪い映画、という選び方でないのは興味深いです。

ワースト2の、実体験をもとに書かれたという携帯小説が原作の「恋空」、これが公開時に映画館の興行成績トップを取った時はすごく驚きました。

うさみはどうしても小説は紙媒体で読みたいオールドファッション人間で、携帯では小説を読む気になれませんし、携帯用に書かれた小説が紙媒体で出版されても、読んでみたいという気が起きません。本屋さんで並んでいるのを見ると、装丁もファンシーグッズみたいで気恥ずかしいですし・・・、漫画を買うのは恥ずかしくないのに矛盾しているかな、とは思っていますが(^_^;)。

携帯小説が好きな層というのは、中高生から20代の女の子がほとんどだそうです。その人達が映画を見に行けば興行成績トップが取れるほど世の中に存在している、映画ならではのスケールとか撮り方とかとは全く別のものを期待して映画を見に行く層がそんなにいるんだ、というのがとても驚きでした。

うさみの驚きと同じような意味で、ワースト映画に選ばれてしまったようですね(^^ゞ。
ひとつの作品を評価する基準が、人によってかなり違う時代になっているのかなあ、と思いました。

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コメント

今年はコーエン兄弟強し、でしたね。(ノーカントリー)
どうもコーエン兄弟の作品は(肌に?)合わないようで、「Fargo」も「Miller's Crossing」も未だに観ていません。。。
ジョージ・クルーニーのコメント、なかなか的を得ていますね(笑)
ラジー賞の選もなかなか笑えますが、ノーベル賞の頃発表されるいわゆる逆ノーベル賞(正式な名称ど忘れ)もなかなか面白いですよね。絶対役に立たない功績が大まじめに表彰されるっていう趣向だったと思いますが、世の中このくらいのユーモアもなくてはね。

投稿: アラベスク | 2008年2月25日 (月) 22時03分

逆の賞も侮ることなかれ、そこには卓越したメッセージがあるのだと思います。

洒落が分かるなんて・・・余裕のセンスの持ち主だと思いません?
私は毎年こちらの方が興味津々。

去年・・・逆ノーベルを貰ったのは日本の女性でしたよね。間違っていたらごめんなさい。coldsweats02

投稿: ぷりちゃん | 2008年2月25日 (月) 22時59分

ニュースで見ましたが、脚本家のストで大騒ぎみたいですね。華やかな舞台裏では苦労が絶えないみたいです。トップのギャラは天井知らずですが、、、

投稿: ふくやぎ | 2008年2月25日 (月) 23時39分

はじめまして。
僕もブログでオスカー記事を書いてて、他のブロガーを探るうちにここに来ました。

クルーニーはホントにユーモアのセンスある人ですね。そんなジョークを言ってたなんて。
また、日本にもラジー賞があることも知らなかった。もっと、メディアがショウアップすれば、日本映画も質が上がりそうですが。
僕的には、オダギリ・ジョー君の「Big River」と「蟲師」がラジーですが、このワースト・3の方が凄そうですね。下には下があるか。
ヒマがあれば僕のオスカー日記もご覧下さい。では。

投稿: yuma-ken | 2008年2月26日 (火) 01時37分

>アラベスクさん
コーエン兄弟、私も見たことがないな~と思って作品をチェックしたら、トム・ハンクス主演の「レディ・キラーズ」を見てました。これはなかなか私好みでしたね。
ジョージ・クルーニーって、最初に見た「ER」の女たらし医師役がぴったりで、本人の性格もああいう感じなのかなと思ってましたが、そうでもないんですよね。

>ぷりちゃんさん
ワーストの賞があると、ベストの賞の正当性も証明されるような気もします。
ラジー賞の授賞式に堂々と出演する俳優さんは、すごいですね。

>ふくやぎさん
そうですね、ストのせいで開催があやぶまれたりしていましたよね。日本の脚本家は、協会はあっても労働組合ではないので、ストはありえないそうですね。

>yuma-kenさん
初めまして。ご来訪&コメントありがとうございました。これからもよろしくお願い致します
日本映画を見る人が昔に比べて減ってしまったから質が落ちたのか、質が落ちたから見る人が減ったのか、どうなのでしょう。

投稿: うさみ | 2008年2月26日 (火) 21時06分

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