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2008年3月 7日 (金)

ルノワール+ルノワール展

20080307_p1070184ルノワール+ルノワール展 画家の父 映画監督の息子 2人の巨匠が日本初共演」(Bunkamura ザ・ミュージアム)を見て来ました。
印象派の画家、ピエール=オーギュスト・ルノワールと、その息子で映画監督ジャン・ルノワールの作品を関連付けて同時に展示するという、面白い試みは、パリで評判を呼んだ展覧会の企画をうつしたものだそうです。20080307_p1070183

ルノワールの絵は日本で人気があって見る機会が多い画家ですが(うさみ家には、「舟遊びをする人々の昼食」の部分複製画(わんこを抱き上げる女性)がありました(#^.^#)、同時代のモネやドガ、ゴーギャンなどに比べて、その人となりについてあまり知りませんでした。
数奇な人生を辿ったり、奇矯なふるまいで人目を引いたり、という人ではなかったということなのでしょうね。

家族をモデルにした絵には、暖かい愛情を感じます。子供が生まれたのが、40歳を過ぎてから、画家として成功した後なので、より豊かな気持ちを注ぐことが出来たようにも思えました。

一方、息子ジャンは「私の一生は父が私に与えた影響を確認しようとする試みに費やされたようなものだ」という言葉を遺しています。偉大な父を持つ事は、時に重圧もあったのだろうと、凡人は想像しますが、それを上回るプラスの影響があったに違いありません。

「陽光の中の裸婦」と「草の上の昼食」、「ぶらんこ」と「ピクニック」、「田舎のダンス」と「恋多き女」、父の絵と息子の映画の一場面が並べられると、同じ景色を違う手段で切り取って見せてくれているのがわかり、ふたりは同じものを美しいと思い、同じものを愛していたのだなあと思います。

ルノワールには3人の息子がいて、それぞれ俳優、映画監督、陶芸家になっています。三人三様に芸術的才能に溢れていたようですが、ひとりも画家の道を踏襲しなかったのが不思議な気もします。
俳優だった長男のお孫さんが、映画監督として存命で、この展覧会のオープニングに来日されています。20080307_p1070182

ぶらんこ」(→右のポストカード)に描かれた女性が着ているのと同じ、青いリボンが前身ごろに並んでいる白いハイウエストのドレスのリカちゃん人形が特別限定で売られていました。アップのヘアスタイルも同じで、とても可愛かったです~(^○^)。

美術展の記念グッズでは、定番の絵葉書とクリアファイル以外に、趣向を凝らしたものが作られるようになりましたね。たまに元の作品のイメージとかなり離れた商品に作りこまれていてため息が出てしまう事もありますが、リカちゃんは良く雰囲気を再現出来ていて、好感が持てました。1体12,600円・・・どういう方がお買い上げになるのかなあ、ルノワールのファン?リカちゃんコレクター?

20080307_p1070179ザ・ミュージアムの次の展覧会は、「薔薇空間 宮廷画家ルドゥーテとバラに魅せられた人々」です。
5月とまだ少し先ですが、薔薇の画家、ピエール・ルドゥーテの「バラ図鑑」の全図版が見られるということで、今からとても楽しみです~。

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コメント

多色が美しい絵ですね~!
企画もの好きなので、是非とも行きたいです。

りかちゃん人形とは新しいですね!
衣装もその時代のものだしステキです♪

投稿: ロータス★ | 2008年3月 9日 (日) 21時14分

>ロータス★さん
ルノワールの絵は色彩と光に溢れていますよね(#^.^#)。こちらまで明るくなれそうです。5月までまだ会期は長いので、ぜひいらして下さい。
リカちゃん人形、もう少しお安ければ欲しかった・・・

投稿: うさみ | 2008年3月10日 (月) 20時18分

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