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2008年4月 2日 (水)

思わずおススメしたくなる瞬間

地元の本屋さんの新刊コーナーで、出たばかりの新刊コミックスを手に、裏表紙のあらすじを真剣に読んでいる女性がいました。
思わず、「それ、面白かったですよ、本が好きな方にはオススメ!」と声をかけそうになりました(^_^;)。

うさみも2・3日前に入手したばかり、もと本屋のアルバイトだった漫画家さん・久世番子さんの本屋に関するコミックエッセイ「番線-本にまつわるエトセトラ」でした。

以前、番子さんのコミック「暴れん坊本屋さん」について記事を書いたことがありますが、「暴れん坊本屋さん」は本屋に勤める人々と様々なお客さんにまつわるお話でした。

「番線」は本にまつわる話あれこれです。
たとえば、友達との本の貸し借りについて、どんな袋に入れて渡すかを気にするかどうか、面白い本だけでなくつまらなかった本を貸してそれを共有して楽しむとか、ふんふん、そうだね~という話が続きます。本を置く場所がなくて、あらゆる場所に本が溢れている話も、共感出来ます(^○^)。

本好き・漫画好きには、漫画の写植を製作している会社や、辞書の校正をする方、国立国会図書館の取材話も非常に興味深いと思います。

ちなみに、タイトルの「番線」とは、書籍の取次会社がそれぞれの書店に振った番号のことで、本を注文する時はその番号を使うものだそうです。出版社の営業さんは、本屋さんで懸命に営業活動をし、注文が取れると注文書に「番線」をもらい、取次は番線、いわば本屋さんの住所を頼りにお届けする、というようなシステムらしいです。

まだあまり有名でない作家さんは、本屋さんにご自分の新刊がどのくらい入荷しているかどうか、誰かが買ってくれるかどうか、気になって本屋めぐりをしてしまうとか聞きますが、ファンである読者も気になりますね(^_^;)。

もう既に買って読んだ本でも、こちらの本屋ではどのくらいあるかな、と新刊コーナーを探したりしますし、ちょうどそこで件の本を手にしているお客さんがいれば、「それは絶対買うべき!」とか「今回は実はイマイチでしたよ。」とか思いつつ、その本を持ってレジに行く(または書棚に戻して店を出てしまう(-_-;)まで目で追ったりしてしまいます。

今日、「番線」を手にしていたお嬢様は、他の数冊のコミックスと一緒に、無事お買い上げしてお帰りでした(^○^)。

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コメント

「番線」初めて聞きました。なるほどのシステムですね~。
エッセイのほうも面白そう!本好き同士でお喋りするのって楽しいですよね(^o^)
丁度今読んでいる小説でも登場人物たちが本について語り合うシーンが出てきます。話の中だから当然とはいえ、こんな風に上手く説明できたら楽しいだろうなと思いながら読んでます。私はあらすじとか、まとめるのが苦手なんですよね(汗)
うさみさんの説明も上手ですよね。いつも感心しています。

投稿: ofuu | 2008年4月 3日 (木) 19時40分

>ofuuさん
出版と本の流通のシステムは意外に奥が深くて、知らないことが多いですよね。
本でも音楽でも絵でも、心魅かれるものについて思い切り語り合える相手がいるのって素敵なことですね(*^。^*)。他の方のブログで、知らなかった面白い本を教えていただけることも多々あって有難いです。

投稿: うさみ | 2008年4月 3日 (木) 21時04分

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