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2008年5月18日 (日)

オールドノリタケ

先日、オフィス街にある骨董屋さんのウィンドーに、花模様の美しいカップが飾られていました。
受け皿は楕円形で、カップが右端に置かれ、残り3分の2くらいが空いています。
NORITAKE  スナックセット」という札がついていました。

空いた所には、お茶うけのお菓子やサンドイッチを置くものだそうです。最近カフェでよくある一皿に飲物のカップも、いろんな種類のおかずもパンものっているランチプレート、あれのおやつ時ヴァージョンですね(#^.^#)。
1客2万5千円でした・・・せめてその半額だったら購入を検討したのですが・・・(-_-;)。

最近のノリタケにはこういう形の見かけない気がするなあ、色20080518_p1080696も渋派手という感じで珍しいし、そう言えば、オールドノリタケの展覧会をどこかでやってたっけ?

・・・とかすかに覚えていた展覧会、「世界に誇る和製テーブルウェア オールドノリタケと懐かしの洋食器」(東京都庭園美術館)を見に行って参りました。

明治から昭和戦前期までのわが国における洋食器文化の20080518_p1080722 定着と発展の軌跡を展観するもの”、だそうです。

ジャポニズム趣味全盛のヨーロッパに有馬や九谷の陶器が輸出されてもてはやされた時代、ヨーロッパの名窯の技術を学び西洋人の趣味に合わせたデザインの洋食器を作って輸出するようになった時代、食生活も西洋化して洋食器を使うようになった日本人のテイストに合う国内用洋食器が作られるようになった時代、それぞれの時代背景と特徴を追いながら見て行くのはとても楽しかったです。20080518_p1080724

この赤い菊文のティーセットは、戦後長らく生産ラインにのっていたそうですので、今でも 大切にお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。鳥居のごとき緋赤に菊花の模様で、形は全く西洋のティーセット、それがとても似合っていて、西欧を和20080518_p1080723 に消化しきった洗練を感じました。

1点だけスナックセットも展示されていました(*^^)v、帆船文です。
大正から昭和初期あたりの製品だそうです。綺麗な状態で残っているものですね~。

ノリタケ大倉陶園ナルミ香蘭社など、今でも食器売り場でおなじみのメーカーさん20080518_p1080725 の成り立ちについても解説があり、へえ~っ、と感心することしきりでした(^^ゞ。

製品に馴染みがあっても、それを作っている会社については知らないことが多いんですね、いや、知らないのはうさみだけかもしれませんが(-_-;)。20080518_p1080719
ノリタケとTOTOと、日本碍子と日本特殊陶業が、ひとつの貿易会社から派生したグループ企業だってことも知りませんでした。

この展覧会は、東京の後、滋賀・茨城・広島・香川を巡回するそうです。食器好きさんには花マル付きでおススメします<m(__)m>。

展示と旧朝香宮邸のアールデコな内装を楽しんだ後は、外の庭をお散歩しました。
”庭園”美術館というくらいですから、ここはちょっといいお庭がついています(*^_^*)。
20080518_p1080699
お庭だけ見る料金も設定されており、今日のような好天の週末は、ひなたぼっこを楽しむカップルやファミリーがピクニックシートを広げていました。

バラは3分咲きくらいでしょうか、洋館とバは似合いますね~。

バラの木がこんな形に剪定されていると、「不思議の国のアリRose_2 」に出て来るトランプの女王のバラを連想します。
トランプの兵隊たちが赤バラを白く塗らなきゃと走ってきそうな・・・(^◇^)。

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コメント

今のノリタケも素敵は素敵なんですが、オールドがやっぱ魅力的ですよね。去年のナゴヤドームでの陶磁器展示会でもオールドノリタケが展示してあって(ノリタケは名古屋の則武に本社があるので)、その美しさを堪能させていただきました。とっても風情があって、うっとり(^^;)
ひとつひとつ、手書きで描かれたものは、まさに芸術品。
いいですね〜!こういうの欲しい……2万5千円…かぁ(ため息)

投稿: ジュエル | 2008年5月18日 (日) 21時41分

うちには香蘭社の夫婦茶碗があります。
結婚式のお祝いに頂いたものです。

まだ一度も使ったことがありません。それは食器棚の奥に鎮座ましております。

最近・・・ノリタケのお箸セットを頂きました。これが~せいぜいでしょうか。
貧乏性のぷりママです。

投稿: ぷりちゃん | 2008年5月19日 (月) 21時56分

>ジュエルさん
ノリタケが愛知県の地名から来ているというのは昨日展覧会で知りました。
プリントものでもデザインと色にセンスを感じるものもありますが、手描きの魅力はまた格別ですね~(#^.^#)。

>ぷりちゃんさん
陶磁器は割れたらどうしようと思うと、なかなかお気に入りでも気軽に使えませんね。でも飾って見ているだけでも幸せになれるのでいいですね~。

投稿: うさみ | 2008年5月19日 (月) 22時04分

うさみさん、こんばんは。
すっかりご無沙汰してしまいました。
久しぶりのコメント、何だか新鮮です。(笑)
オールド・ノリタケのデザインは古くなるどころか、今だからこそいっそう魅力的ですよね。うさみさんもお書きになられているように、西欧の好みにあわせながらも、決して日本的な美意識から外れていない、というところはさすがだと思います。同じ赤でも、「鳥居のごとき緋赤」!この色は絶対西欧にはありませんね。その昔マイセン窯で柿右衛門の赤を再現使用と躍起になった歴史を思い出します。金泥の使い方も、ノリタケの物には、なんとも言えないセンスを感じます。
若いころはウェッジウッドやジノリ、ロイコペといった洋陶にあこがれた時期もありましたが今ではオールド・ノリタケはじめ大倉陶園など日本の物が好きになりました。

投稿: aosta | 2008年5月28日 (水) 21時43分

>aostaさん
こんばんは、コメントありがとうございます。
オールドノリタケのデザインと色には本当に圧倒されました。洋食器とも和食器とも違う不思議な魅力がありますね。
この展覧会の後、骨董屋さんにスナックセットが売れたか見に行きましたら、まだありました。欲しいな~。でも使うのももったいないし、飾るところはないし・・・

投稿: うさみ | 2008年5月28日 (水) 22時52分

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