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2008年6月22日 (日)

この本を読みました~「色の新しい捉え方」

色彩関係の新刊本を見かけると、一度は手に取ってチェックしていますが、この新書本は、朝刊の新刊案内を見て、昼休みに本屋に走りました(^_^;)。

色の新しい捉え方 現場で「使える」色彩論”  南雲治嘉著 



色好きならタイトルだけでも興味を惹かれますが、帯の宣伝文にえっ!?と思いました。

根拠のない色相環、机上の色彩システム
色彩検定は使えない!?
色をその本質から捉え直した、従来の常識を覆す”先端色彩の世界”。


色彩検定は使えない、っていくら「!?」マーク付とは言え、かなり激しいご意見では?関係者から袋叩きに合いそうです(^_^;)。
(ちなみに、著者さんはデザイナーで、大学でもデザイン概論・色彩論などを教えていらっしゃるそうです。)

ご興味のある方は、ぜひご自分でお読みになり、異論反論賛成論などあげていただきたいところです。

うさみは色彩検定には受かりましたが、検定に受かったからすぐに現場で使えるとは考えたことはありませんし、そう思って受験する方がいるとしたらちょっと甘過ぎですよね(^_^;)。お医者さんだって医師免許を取ったからすぐ患者さんを診られないのに、数ヶ月勉強して色彩検定に合格してもすぐ色のプロになれるはずがないでしょう(^^ゞ。
  

この本は、「色」というものに関して、目指すところは同じだけれど、今までとはアプローチを変えた論法なのかなと思いました。
色に係る人の思いは、色には力があり、そのことを正しく多くの人に知って欲しい、というものではないでしょうか。それはこの本でも同じだと思います。

ただ、ずっと色が過小評価されて来た時代が長かったのに、何とか色の持つ力や効果を広めたいという先達の努力のおかげか、時代の趨勢か、最近は、色についてマスコミなどで取り沙汰されることが多くなりました。
そうなると、今度は反対に色の力を持ち上げ過ぎて、曖昧で根拠も不確かなまま色で何でも出来るような情報が出回ったりしています。

その曖昧さを回避して、色とは何か、色には何が出来て出来ないのかを論じようとした内容でした。

ひとつひとつの情報は、すごく新しい、全然知らなかった、という事はあまり無かったのですが、こういう考え・結論の持って行き方もあるんだな、というのが面白かったです。

うさみが勉強したパーソナルカラーについて、曖昧で根拠なし、のようにチラっと書かれていた部分は、ああ、言われちゃった(T_T)、という感じでしたね。

曖昧で雰囲気で決めるようなパーソナルカラーアナリストもいっぱいいるのは知っていますが、うさみの先生はパーソナルカラーは曖昧で適当なものではないのだといつもおっしゃっていました。色の3つの要素、色相・彩度・明度、その組合せでその人に似合う色が決まる、きちんと根拠があり正解があって占いとは違う、正しく判定出来ないとしたらそれはアナリストの力不足か、ちゃんとした条件(光やメイクなど)で見ることが出来なかったから、と耳タコになるほど聞かされました。

そのへん、色彩業界の方々にはわかっていただけず、パーソナルカラーは軽んじられていると嘆いておいででしたが、まさにそうなんだなと納得でした。

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コメント

カラーのことならうさみさんっていうくらいに造詣が深い方だからこそ、ご意見があおりなのだと思います。
知識がない私には深く踏み込むことが出来ません。

いつもここでお勉強をさせて頂いております。
そして~感心をしております。(*゜▽゜ノノ゛☆パチパチ

投稿: ぷりちゃん | 2008年6月22日 (日) 20時33分

色。
藍色系が好きですね。
甕のぞきとか。。

投稿: ふくやぎ | 2008年6月22日 (日) 21時07分

>ぷりちゃんさん
いえいえ、私の先生はすごい方だったのですが、私は不肖の生徒なので・・・興味だけは負けないというところです(^_^;)。

>ふくやぎさん
甕のぞきがお好きだとは、渋いですね~!普通の方はあまりご存じない色名だと思いますよ。

投稿: うさみ | 2008年6月23日 (月) 21時31分

色彩に魅せられ和装の世界へと入り、着付開講講師の資格に合格し現在も勉強中です。
私も甕のぞきは、とても好きなお色です。先日、甕のぞきの帯締めを購入したばかりです。色彩の魅力からメイクも勉強中です。いつまでも美しくいたいとの願望は女性にとっては永遠のテーマですね。私も『美しくして差し上げたい』との、思いからまずは、現場に立ってシュウ・ウエムラのBAに中途採用で履歴書を出しましたが、残念な事に不採用になりました。私は、あまり面接・採用試験で落ちた事は無いのですが、書類審査の時点で不採用になったのは『なぜかな?』と、思いました。現在38歳で娘が2人おります。6年生・3年生です。事前に問い合わせをした際、「年齢、経験は問いません、我が社は女性が働きやすい職場としての自負を持っております」と、採用担当者の方はお話していたのですが、やはり子供がいる家庭事情、年齢が関係しているのでしょうか・・・ちょっぴり残念でした。現在、IBF(国際美容ライセンス)を取得しようと通信教育でヘアメイクを勉強中です。色彩は本当に奥が深く和装も洋装もその方のよい所を最大限に引き出し美しくして差し上げる。想像するだけでもワクワクしますね。遅咲きですが、夢に向かって行こうと思ってます。

投稿: もみじラブ | 2008年9月21日 (日) 16時54分

>もみじラブさん
コメントありがとうございました。
いろいろ勉強していらっしゃるのですね。何かひとつ真剣に始めると、そこからいろいろ興味と世界が広がっていきますよね。
あきらめずに続けていればチャンスは必ず来るのではないでしょうか。頑張って下さいね。

投稿: うさみ | 2008年9月22日 (月) 21時37分

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