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2009年4月13日 (月)

このDVDを見ました~「バンク・ジョブ」

実話を元にしたクライム・サスペンス映画、「バンク・ジョブ」をDVDで見ました。



1970年代にロンドンで実際に起こった銀行強盗事件が元、となると、まだ存命の関係者各位に配慮して、ぼやかした部分の多いすっきりしないストーリーなんじゃないかと思いつつ見ましたが、いやいや、はらはらドキドキさせていただきました(≧∇≦)。

この事件に関する警察関連の記録は、2054年まで非公開なのだそうです。
Bank2 お上がそこまでして隠したい事実って何~?というのが庶民には気になるところで、この映画は、製作者サイドが存命の関係者に取材して練り上げたひとつの答えなんですね。

始まりはごく普通、経営している中古車店の借金がかさんで身動きが取れなくなっている中年男が、昔の彼女に誘われて仲間を集め、銀行強盗を計画します。

警報装置を交換する1週間で、ふたつ隣の店の地下から土を掘って銀行の貸金庫に突入し、中にあるお宝をいただくという、あら、どこかで聞いたような計画?
そうそう、シャーロック・ホームズにそういう事件がありましたね。銀行までの地下を掘るのに最適な場所に店を構えている男に、その場から一定期間退いてもらうために、珍妙な広告を出すというやつ(「赤毛連盟」)。



映画では空き家のお店を改装中ということにして、地下を掘る騒音をごまかしていました(^^ゞ。

~以下、ネタバレありです。~

俄然面白くなるのは、あっけないほど簡単に銀行に突入出来てからです(*^。^*)。

外の見張り役と連絡しあっていたトランシーバー(ウォーキートーキー)の交信電波を、アマチュア無線愛好家に拾われて警察に通報されちゃいます。
場所が特定される前に逃げ果せてほっと一息、もつかの間、盗んできた物の中に、マズイ物があることがわかって、彼らは警察・ギャング・諜報機関からそれぞれに追われることになってしまうのです。Bank1

銀行の貸金庫に預けられているものは、現金に金塊に宝石といったいわゆる”金目のもの”だけでなく、ある人にとってだけお金につながるものもたくさん入っていたんですね。

左翼の活動家は、どんなにテロ活動や暴力行為を繰り返しても罪に問われない交渉材料となってきた王室のスキャンダル写真を、裏社会の顔役は警官に渡した袖の下を記載した裏帳簿、高級娼館の女あるじは著名な客たちのとても人前には出せない行為の写真を貸金庫に入れていました。

持ち主たちは、盗まれたと警察に届け出ることは出来ませんが、どんな手段を使っても取り返そうとします。諜報機関はそもそも王室のスキャンダル写真を取り返すために、強盗計画を彼女にやらせているので、写真を渡せと迫ってきます。

どのブツを誰に手渡せば、命が助かり、罪に問われることもなく逃れられるのか、決死の神経衰弱、でした。

実際の事件でも、貸金庫の借主で、中身の盗難を申告しなかった人が相当いたそうです。人に見せたくない秘密の物を持っているお金持ちってそんなにいるものなんですねえ、というのに妙に感心してしまいました(^^ゞ。
うさみには、ホテルのセーフティボックスと、お菓子屋さんでバイトしていた時売り上げを預けに行った夜間金庫しかご縁がありません。貸金庫に預けたいような物って、考えてもありませんねえ・・・。

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コメント

  おもしろそうです!
  でも 今忙しくて なかなか つたやに行けません。

投稿: 小紋 | 2009年4月15日 (水) 20時07分

>小紋さん
まだ新作扱いでしたので、もう少し待ってからゆっくりご覧下さいませ~。

投稿: うさみ | 2009年4月15日 (水) 21時40分

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