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2009年9月22日 (火)

「赤い服 日本と世界のさまざまな赤」

文化学園服飾博物館で開かれている「赤い服 日本と世界のさまざまな赤」という展覧会を観て来ました。

20090919_p1020505 「赤い」という点から、世界の服飾品を集めた展示です。
古来、人が身に着ける色には、意味がありました。特に「」は、ひとの血液の色であり、太陽の色であり、炎の色であるところから、生命祝祭につながる色でした。お祭りや寿ぎの衣装として、戦いの装備として、魔除けとして使われて来ました。

また、赤い色は、化学染料が登場するまで、茜や蘇芳のような植物染料、カイガラムシのような動物染料どちらを使うにしても、作り出すのが大変で、高価でした。なので、高貴な人しか身に着けられない色でもあったのですね。

服の形は国や民族、時代によって大分違うのに、「赤い服」の意味するところに共通点があるのは面白いと思いました。
誰でも何時でも着る色に制限が無い自由の時代だからこそ、昔からひとが抱いてきた赤への想いを見直してみる価値があると思います。20090919_p1020506

日本の赤い着物もたくさん展示されていました。
菊の柄が染められた着物がとても気に入りました(*^。^*)。菊が花束として描かれている模様が珍しかったです。きっと西洋の花柄プリントの影響ではないかと思うのですが・・・着物の花柄は、花がてんでに配置された柄か、庭や景色の一部として配置された柄が多いように思います。

昔の着物展示を見る度に、昔の人は背が低かったんだなあと思います(^_^;)。
うさみが着たいと思っても、対丈(おはしょりなし)ですら足りないくらい短いです・・・。当然、裄も短くてひじから下の腕半分くらい見えそう・・・。江戸時代にタイムスリップしたら、うさみって大女なのかしら(@_@;)?

展示物の前で、おばさまふたりが、「まー、そうだったの!」「なるほどー、知らなかったわ!」「そうだったのねえ~!」と感心しているボードがありました(^◇^)。

そんなに感心するものって何かしらと後で見てみましたら、赤い服に関連して、赤の補色の服の話を書いたものでした。

ずっと同じ色を見続けていると、その補色が目の前をちらつくようになります。(補色残像現象
手術中のお医者さんや食肉業者さんなど、「赤」を長時間見続けるお仕事の人は、その補色である青緑色の服(手術衣&制服)を着て、ちらつきを押えるようにしています。
(手術室の壁の色も同じ。)

・・・というような内容でしたが、これは色彩の教科書の最初に必ず出て来る話題で、うさみにとってはちょっと耳タコな感じでした(^^ゞ。
でもファッションや手工芸に興味をお持ちな会話をしていらしたおば様方があんなに感動するってことは、意外と世間には広まっていないんでしょうか?
学校では教えてくれなかった、かな?色好きとして伝道しなくちゃ!?と思い、ブログに書いてみました(^O^)。

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コメント

衣服の色って様々な意味があるのですね。。。(関心)
最近は「赤い衣」というと火鼠の毛を織った衣を着た「○夜叉」にハマってしまったので(10月から原作に沿った完結編開始とか)そちらのほうに目が行ってしまいます。。。

投稿: アラベスク | 2009年9月24日 (木) 10時24分

>アラベスクさん
誰でも身分に関係なく好きな色の衣服を選べるようになったのは、長い歴史でいえば割と最近のことだと思うのですが、戦後生まれ以降にはわかりませんよね。
「○夜叉」人気ありますよね。私はたまにしか見てなかったので、あまりストーリーがわかりません。

投稿: うさみ | 2009年9月25日 (金) 11時57分

私も放送時には見ておらず、原作もほとんど読んでいないので、ストーリーはよくわかりませんでした。最近「完結編」放送記念でまとめて(って160本以上ですが。。。)ストリーミングが始まり、追いつこうと必死で見てます(笑)

投稿: アラベスク | 2009年9月25日 (金) 15時28分

>アラベスクさん
連載長かったし、登場人物も多いですよね。頑張って見て下さ~い。
私は高橋留美子さんなら「うる☆やつら」が好きです(#^.^#)。

投稿: うさみ | 2009年9月26日 (土) 21時26分

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