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2009年12月18日 (金)

「いけばな」展

昨日、羽子板市のついでに、両国の江戸東京博物館で開かれている「いけばな 歴史を彩る日本の美」展を見て来ました(#^.^#)。20091217_p1030479

うさみは恥ずかしながら華道・某流派の看板を持っているのですが(通った年数とお月謝でいただいた看板です・・・それもかなり昔の話なので、師範とはおこがましくて名乗れません、ブログには書いちゃいましたけどね(;´▽`A``、いけばなの歴史についてはほとんど知りません(^^ゞ。

いけばなの大元を辿ると、仏様や亡くなった人に捧げる供花(くげ)に行き着くらしいです。
花を活けることは、現世のいのちを楽しみ、来世で救われることを願う行為でした。
展覧会会場で、銀閣寺のお坊様が東求堂書院に花を活ける映20091218_p1030505像を流していましたが、1本の枝と向かい合う背中と迷いの無い手に、その原点を感じました。

「いけばな」という形になったのは、室町時代で、書院の床の間に活けるものとして武家の男子のたしなみとなり、多くの流派に分かれ、やがて商家にも広まり、さらには女子の身に着けるべき習い事になったそうです。

うさみは自分が習った流派以外のことはよく知りませんが、展示されていた花伝書の図や、活けた花の絵を見ますと、基本は同じで間違いないようです。
長い枝(呼び名はそれぞれの流派で違うようです)と、その5分の4から3分の2くらいの長さの枝、半分くらいの短い枝で、不等辺三角形を作ります。

床の間に飾るものなので、前方からの三方見です。活ける時も、花器の前からで、離れて全体を見ることはありますが、花器を回して後ろから見たりはしません。だからと言って後ろがグチャグチャで汚いってことはありませんが、テーブルの真ん中に置いてどこから見てもOKなフラワーアレンジメントとは違いますね。20091218_p1030504

西洋のフラワーアレンジメントは、花で空間を埋めて図形を作りますが、いけばなは「すき間」がポイントなんですねー。点を線でつながないので、かなり空間が広く活けあがります。
フラワーアレンジメントより、少ない花の本数で活けられて、ある種のエコですね(^○^)。

あと、フラワーアレンジメントとの違いは、花だけでなく葉・枝を多用するところでしょうか。
松の枝だけ、葉蘭の葉っぱだけ、というのはいけばなでは有りですが、アレンジメントでは見ませんね~。
ぶっとい枝を切ったり曲げたりしなくてはいけないので、のこぎりも使います。うさみはそれが激しく苦手でした・・・(>_<)。

苦手と言えば、剣山の扱いも下手でした。針に指を刺したり、うっかり足の上に落としそうになったり・・・(@_@;)。投げ入れやつぼ活けだと、剣山を使いませんが、それはそれで難しいんです。

でも、余分なものがそぎ落とされてすっきり活けあがったお華の美しさは、日本独特のもの、これを美しいと感じる心を後の世代に伝えたいなと思います。

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コメント

いえいえ。
恥ずかしがることはないでしょう?

お正月にはぜひ、うさみさんのお花をブログアップしてくださいな~

投稿: ふくやぎ | 2009年12月19日 (土) 00時01分

>ふくやぎさん
お正月は花が高くて・・・というのは言い訳ですね(^_^;)。修業しなおして来年にはぜひ・・・。

投稿: うさみ | 2009年12月19日 (土) 18時35分

私も昨日行ってきました。
いけばなが、最初は武家の男子のたしなみで、男の人のものだったとは、驚きました。
池坊って、今から500年も前からあったのですね~。
面白い展覧会でしたね。

投稿: よしりん | 2009年12月20日 (日) 08時58分

日本人をン十年やっておりますが、華道も茶道もまったく不案内。。。。
いけてあるお花を見ると、素晴らしいなと思いますが、自分では全くお手上げです。あぁ、情けない。。。

投稿: アラベスク | 2009年12月21日 (月) 10時05分

>よしりんさん
お華の展覧会だと、習っている方の友人知人しか見てくれませんが、こういう展覧会なら一般の方にも広く見ていただけますよね。お華を知らない方にも、習っている方にも面白い展覧会でした(#^.^#)。

>アラベスクさん
自分では出来なくても、よその国の人に聞かれた時に説明くらい出来たらいいと思いますよね・・・。それも簡単にはいきませんが・・・。

投稿: うさみ | 2009年12月21日 (月) 11時46分

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