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2010年1月29日 (金)

竹久夢二展と日本橋三越

日本橋三越本店ギャラリーで開催中の「竹久夢二展 ー憧れの欧米への旅」を見て来ました(#^.^#)。

夢二が晩年に旅した欧米で描いた作品を集めた展覧会です。20100129_p1030974

竹久夢二と言えば、美人画と華やかな女性遍歴の印象が強く、グラフィックデザイナーのはしりとして出版物や楽譜のイラストを手掛けたり、自分のブランド小物を販売した、というくらいの知識はありました。

が、彼が欧米各地を旅して、絵を売ろうとしたもののあまり売れず、健康を害して帰国して、翌年に亡くなったことは知りませんでした(^_^;)。
誰もが持つイメージとは違う視点からの夢二像が垣間見えて面白かったです。

もうひとつ初めて聞いて意外だったことに、夢二はベルリンにあるヨハネス・イッテンの美術学校で日本画を教えていたんだそうです(*^。^*)。
あまりアカデミックな画壇本流とはつながらない彼が、海外で日本画を教授したなんて時代の皮肉のようなものを感じます。

学校の生徒に着物を着せて描いたという「着物の女」、いつもの夢二の女性と同じ路線であっても、西洋人に見えます。 ↓の左上の絵です。 
青い目に宿るアンニュイな光と強い眉が、どこか日本女性とは違うのですね。

夢二が好きで見にいらっしゃるのは女性が多いだろうと思っていましたが、男性のお客さ20100129_p1030973 んが案外多くて驚きました(^^ゞ。隠れ夢二ファンでしょうか(^○^)。

そして、女性の着物比率が高いのも、さすが日本橋三越、ですね。

展示物の中に、夢二が表紙を描いた三越のPR誌がありました。
当時ほど、百貨店でお買物をすることが非日常の豪華な気分に浸れるお楽しみではなくなってしまいましたが、日本橋三越は他と比べれば今でもちょっぴり格が高いのかなと思います。お洒落してあそこに行ってぶらぶらお買物してちょっとご馳走を食べるのが楽しみ、と思える場所が、いつまでも存在していて欲しいです。

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コメント

子供のころは「百貨店」は特別なときに連れて行って貰うところ、という感じでしたね。
竹久夢二がベルリンで絵を教えていたことは知りませんでした。

投稿: アラベスク | 2010年1月30日 (土) 18時57分

もう10~15年ぐらい前に、人物の生い立ちを紹介する
50分ぐらいの番組が日本テレビ系であったときに、竹久夢二も
その一人として登場した時に見たことがあり、初めて名前を
知りました。

女性の絵を、顔的に見れば全然不揃いなんですが、全体的に
見ると美人に見えるんですよね。
一種独特の雰囲気をかもし出す個性が人を引き付けるんだと
思います。

ヨーロッパ旅行で日本画を教えていた時期もあったんですか。
番組で紹介されていたかも知れませんが、初めて知ったような
気がします。

投稿: White | 2010年1月31日 (日) 01時37分

私も夢二の絵が好きで、ゆかりの土地で美術館、記念日巡りをしたことがあります。
是非、見に行きたいです。

投稿: 水玉 | 2010年1月31日 (日) 10時41分

>アラベスクさん
サザエさんによく登場する、お休みにデパート連れてって!というあれですよね(#^.^#)。私もデパートの食堂で、ホットケーキやお子様ランチを食べるのが大好きでした。
夢二とベルリンってちょっとイメージわきませんよね。

>Whiteさん
今で言ったらちょっと漫画っぽい絵と言えるのかもしれませんね。楽譜の挿絵では、ヨーロッパの物語風の絵も描いていて、興味がいろんな分野にわたっていたんだなと思います。

>水玉さん
伊香保温泉の記念館ですか。いいところだと聞いています。いつか行ってみたいです。
この展覧会は明日までです。会期が短かったですね・・・。

投稿: うさみ | 2010年1月31日 (日) 20時54分

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