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2010年3月10日 (水)

ボルゲーゼ美術館展

上野の東京都美術館で開催中の「ボルゲーゼ美術館展 ルネサンスからバロックへ美の饗宴」を見て来ました(#^.^#)。

20100310_p1040338 この展覧会を最後に、東京都美術館は改修工事のため2年間の全面休館に入るのだそうです。
今日現地でお知らせを見て初めて知りました(^^ゞ。築後30年たって、施設の老朽化が進んだための改修工事ということです。
そう言えば、ここは、ギャラリーがあまり人の流れがうまく進まない配置になっていて、お手洗も妙な場所にあったりして、最近出来た公共建築とは違うと思ってはいました。入口からして階段があってバリアフリーになっていませんし、改修して利用者にもっと便利になるのを期待します(*^。^*)。

ボルゲーゼ美術館は、イタリアローマのボルゲーゼ公園にあるプライベートコレクションで、現在は観覧には予約が必要だそうです。
17世紀の名門貴族ボルゲーゼ家出身の枢機卿が集めた美術品から始まったコレクションで、建物は夏の別荘だったそうです。20100311_p1040378

フランスとの戦争で、かなりの美術品を奪われたそうですが(今はルーブル美術館のボルゲーゼコレクションとして収まっているそうです(^_^;)、それでも素晴らしい絵画と彫刻のコレクションです。

来日した作品の目玉は、日本初公開、ポスターに使われているラファエロの「一角獣を抱く貴婦人」ですね(#^.^#)。
この絵は、つい数十年前まで、女性の胸から下部分が、後世の画家が加筆した形で伝わっていたんだそうです。マントを着て、手には車輪を持っていたんだとか。X線写真で下に隠れたオリジナルの存在が判明し、今の形に修復された20100310_p1040341 うです。
古い絵画や美術品にまつわる謎は、小説よりも奇なり、の偶然やつながりがありますね(^○^)。

女性が抱いている一角獣の足のポーズがみたい、顔の表情もちょっと犬っぽい、と思いましたら、解説に、画家は最初一角獣でなく犬を描いたらしい、どちらも「貞節」のシンボルだ、とありました。
わんこは、「貞節」で「忠実」なんですね~。昔から犬と同じくらい猫も飼われていたと思うのですが、あまり西洋画に登場しないのは、いい意味がないからなのでしょうか(^^ゞ。

女性の胸を飾る赤い宝石と涙型の真珠のペンダントが、とっても素敵でした(*^。^*)。
お土産売り場に、これの複製品が売っていたのですが、失礼ながらオモチャみたいでちっとも欲しくなりませんでした・・・。デザインと大きさは同じなのに、材料が違うと駄目なんですねえ・・・。売価数万円で作るのには、無理がありますよね、お値段の桁をふたつくらい上げればいいかも。そうなったら今度は欲しくても手が届きませんが・・・(^_^;)。

最近の美術展には、ビデオ上映がセットになっています。
今日の会場でも、ボルゲーゼ美術館の外観から中の模様を映した映像が上映されていました。吹き抜けの壁を使った巨大なスクリーンは、貴族の別荘だった美術館の壮大さ、特に天井画の高さや大きさを感じさせるのにぴったりでした。

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コメント

東京都美術館ってそんなに「歴史」があったのですか、知りませんでした。
4/4までですか、行ってみたいですね〜
ボルゲーゼ美術館の存在も知りませんでした。

投稿: アラベスク | 2010年3月12日 (金) 22時27分

>アラベスクさん
都美の建物って入口からだと中庭しか見えなくてあんまり印象にありませんが、文化会館や国会図書館と同じ前川國男設計で価値があるらしいです。
ボルゲーゼ展、点数は多くありませんがいい作品が来てました。あそこでやっている美術展にしては混んでいないし、おススメです(^○^)。

投稿: うさみ | 2010年3月13日 (土) 17時22分

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