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2010年4月12日 (月)

探偵と携帯

内田康夫さんの推理小説、浅見光彦シリーズの新刊を読みました(^○^)。

神苦楽島」上下巻



淡路島が舞台のこの小説の、あっと驚く目玉(!?)は、トリックでも意外な犯人でもなく、主人公の浅見光彦が、携帯電話を持ったということでした(^◇^)。

1982年にデビューした浅見光彦探偵は、以来、何年たっても永遠の33歳独身居候(^^ゞ、愛車も白いソアラです。
作中に登場する社会現象などは、時代に即して変化していますが、登場人物の年齢はずっと変わっていません。
水戸黄門が印籠を出すシーンのごとく、その名を聞くと、それまで胡散臭い目で見ていた地方の警察官たちがハハーっと恐れ入る、光彦さんのお兄さんの職位も、警察庁刑事局長のまま(^○^)。

長く続くシリーズは、登場人物たちがいつまでも変わらないところが、安心して気楽に読める所以なのかもしれませんね。



浅見探偵の変わらない特徴のひとつが、「携帯電話を持っていない」でした( ̄▽ ̄)。

浅見家のご意見番、光彦探偵のご母堂が、”携帯電話は家族の絆を壊すもの”と、決して家族に携帯を持つことを許さず(家長であるお兄様は別(^_^;)、お母様に頭の上がらない彼は律儀にそれを守って携帯無しで暮らしていたのでした。
旅行ルポライターが本業(有名度では探偵が本業と言えそうですが、収入を得ているのはライターなので・・・。)で、全国あちこち旅しているのに、携帯が無いと不便ですよね(^^ゞ。愛車ソアラに、最近では珍しい自動車電話はついていますが、運転中は話せませんし、宿に泊まっている夜間も出られませんしね~。

実家でも、自分で家電話を取ることはなく、いつもお手伝いさんが「○○様からお電話ですよ。」と部屋まで呼びに来ていました。

なので、浅見光彦=携帯電話を持たない=すぐにつかまらない、という図式が出来ていたのですが、時代の趨勢には逆らえなかったんでしょうね(^^ゞ、今回のストーリーの冒頭で携帯を入手しました。
長い間、携帯不携帯だった割には、携帯を持つことになったきっかけは全然ドラマチックでもなく、お母様にもあっさり認可されていました(^_^;)。最初はとまどっていましたが、すぐに使いこなしてメールも打てるようになっていましたので、読者も自然に携帯を持つ浅見探偵に慣れていくでしょう。

小説の中で、主人公がどういう通信手段を使っているかで、時代がわかりますよね。
手紙の時代、電報、呼び出し電話、ファックス、ポケベル、携帯電話・・・そのうち、呼び出し電話シーンには、注をつけないと、何のことだかわからない読者世代になるんでしょうね(^^ゞ。

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コメント

うさみさん!

もう、こちらの作品を読まれたんですね。
私は、まだ第一弾の「教室の亡霊」を
読み始めたばかり・・・coldsweats01

デビュー30周年記念3ヶ月連続刊行の
第二弾!
そして第三弾と発売されるのが
楽しみです。
それに・・・
4冊のオビ(折り返し)についている応募券を集めると、内田先生作家生活30周年記念の「オリジナルグッズ」が、もれなくもらえるのも、楽しみなんです!

そして・・・
とうとう浅見探偵も、携帯を持つように
なったんですね。
変わって行く事も、ありますが
永遠の独身33歳!
いつまでも、浅見家の変わらない
家族のやり取りは、何だかホッとします。
好きになった作品が、ずっと続くのは
嬉しいです。

5月になると・・・
北区では恒例のイベント
『名探偵☆浅見光彦の住む街
ミステリーウォーク』が開催されますが
今年は、5月14日金曜日~5月30日

「記憶の中の公園」というタイトルで
行われるようです。

一度、参加してみたかったので
気になっています。
まだ詳細は、出ていないのですが・・・
参加出来たらと、思ってます。


投稿: りる | 2010年4月13日 (火) 21時45分

うさみさん、こんばんは(^_^)
浅見光彦シリーズは……私はドラマでしか見た事ないですが……毎回面白いですよね。最新作は淡路島が舞台なんですね。淡路島にはよく遊びに行くのでドラマで早くして欲しいです〜って原作読まないでドラマでは……情けないですね。どうも私は活字は苦手で……(^_^;)でも読み出すと一気読みしますが……で、今回から携帯も登場するんですね。時代の流れって面白いですね。やっぱり今時、携帯の無い生活は考えられませんよね。

あの〜野球の話しですみませんm(__)m
私も東京は巨人さんファンの方が多いと思っていました……違うんですか?w(゚o゚)w大阪は…関西は、やはり阪神ファンが多いと思います。私の周りでもファン多いのでシーズンになれば大変です(^_^;)勝つと負けるでは生活自体変わりますし……今日の試合は、めちゃくちゃ面白かったです。阪神ボロ負けと思っていたら大逆転で勝ちました〜って、うさみさん興味ないですね(^_^;)巨人さんファンの方々すみませんm(__)mでも、やっぱり巨人さん強いので羨ましいです(^_^)

投稿: ケアベア | 2010年4月13日 (火) 22時12分

この前、サスペンスドラマの再放送をみていたら、大きな携帯のアンテナを思いっきり伸ばしてから話すシーンがありました。
時代を感じて、懐かしい気持ちになりました。

そのうち、ツイッターする浅見さんが登場するかもしれませんね。

投稿: 水玉 | 2010年4月14日 (水) 00時00分

 ほんと 現代の水戸黄門 ははーが いつ出るか楽しみです!
 光彦さんも代が変わっておりますが ふるいのの再放送もあり この人は何代目? という面白みもあります。
 加藤治子の お母さんもいいですね。

投稿: 小紋 | 2010年4月14日 (水) 07時33分

>りるさん
毎月続いて発刊で、ファンは嬉しくても作家さんは大変ですよね(^^ゞ。
応募券を集めていらっしゃるんですね。私はあまり興味がなかったのですが、何がもらえるんでしょうね(^○^)?

>ケアベアさん
浅見光彦シリーズは、いろんな俳優さんでやってますよね。光彦探偵が榎木孝明さんで、お母様が野際陽子さんというのがイメージにあってたかなと思いました。
プロ野球のお話(^○^)。巨人ファンはいるにはいますが、東京だから巨人、っていう理由で好き、というのは聞きませんね(^^ゞ。巨人以外のファンも多いです。それに最近は、プロ野球自体の人気が昔より落ちてる気がします。私もふだんほとんど見ないので、WBCを見ても知らない選手ばかりでした。

>水玉さん
携帯のアンテナ!懐かしいですね~。前は一生懸命立てて使ってましたっけ。効果があるのかないのかわかりませんでしたけど(^^ゞ。

>小紋さん
黄門様は、やっぱり「このお方をどなたとこころえる!」「ははーっつ!」を見なきゃですよね(^○^)。
お母さん役、加藤治子もやってましたね。あののんびりした感じもよかったです。

投稿: うさみ | 2010年4月14日 (水) 21時40分

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