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2010年6月26日 (土)

ユトリロ展

新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の「モーリス・ユトリロ展 ーパリを愛した孤独な画家ー」を見て来ました(#^.^#)。

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ユトリロには、パリのモンマルトルを描いた白の画家、というイメージがあるだけで、どんな人生を送った画家かほとんど知りませんでした。

美貌のモデル・画家の母から私生児として生まれ、若くしてアルコール依存症となり、母と自分より若い義父に管理され・・・白を愛したのも、幼い頃忙しい母に構ってもらえず部屋でひとり遊びしていた漆喰の色だから・・・。20100626_p1060319

展示された絵は、どれも日本初公開なのだそうで、ほとんどが風景画です。
ユトリロの画家人生にそって、絵のスタイルが変わった時期ごとに展示されています。「白の時代」が有名ですが、鮮やかな色彩を用いた時代もあったんですね。

街以外の景色も描いていますが、いいなと思う絵は、街、それも曲がり角から道路の向こう側を描いた絵でした。
細い路地の向こうに、教会の尖塔や建物が垣間見えます。道路には歩いている人物もいますが、どの絵も、画家本人は、絵の中にいないのです。愛した街を描いているはずなのに、画家の心とはどこか切り離されたところに街があるような感じ・・・それが孤独感20100626_p1060320 なのかもしれません。

ユトリロの展示の後、常設展のゴッホ「ひまわり」を見て、それをひしひしと感じました。「ひまわり」が発している強烈な感情、情熱は、ユトリロの描いたパリの街とは対極のものでした。画家の作品との向き合い方の違いなのでしょう。

会期終了が近いので、会場はだいぶ混雑していました。ご年配の方が多く、芸術のパリ、に強い憧れをお持ちだった世代がユトリロファンなのかな、と思いました(*^。^*)。

帰りにちょっとだけのつもりで、モード学園コクーンタワーのブックファーストに寄ったら、1000坪90万冊の品揃えに魅了されて、ぐるぐる歩き回って本を買い漁ってしまいました(^_^;)。普段行かない大きな本屋さんって麻薬のような魅力があります・・・。

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コメント

雑誌のバックナンバーがそろえてあるところがあるでしょう?
そこに釘付けになりやすいです。

投稿: ふくやぎ | 2010年6月26日 (土) 23時28分

>ふくやぎさん
大きい本屋さんは珍しい雑誌もあって、見始めるとキケンです(^^ゞ。

投稿: うさみ | 2010年6月27日 (日) 20時10分

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