この映画を観ました~「インセプション」
封切から約1ヶ月、やっと観て来ました~!
「インセプション」(Inception)
かなりうさみ好みの作品でした(^○^)。
映画館の大きなスクリーンで観られて良かったです~。
~以下、ネタバレありです。これからご覧になる予定の方は、ぜひ白紙状態でご覧下さい。その方がきっと面白いです!~
どのあたりがうさみ好みかと言いますと、あるミッションのために、特殊技術を持った職人的人々が集まって動く、という、「オーシャンズ11」のような筋が好きなんです~(*^。^*)。
「インセプション」では、渡辺謙さん演じる企業家の注文で、ライバル企業の後継者の頭に侵入してあるアイディアを植えつける(インセプション)ために、6人が協力します。人の頭(夢)に入り込んでアイディアを盗むことは当たり前に行われていて、それを防ぐための対策も取られるようになっている、というSF的設定に、プロジェクトX的醍醐味と、主人公レオナルド・ディカプリオの秘密と心の傷が段々明らかになっていく愛と憎しみのフランス映画的要素が絡み合って、複雑でスピーディーな展開でした。
最初に謙さんが登場するシーンは、戦国時代のお城のような外観、金ぴかな内装のお屋敷に、着物っぽい衣装が、ジャパンアニメもどきだな、ずっとこの調子なのかなとちょっと心配になりましたが、実はここは現実ではなかった、設定が完璧でない夢だったから、というオチなんですね(^^ゞ。
最初は容易だった夢の世界と現実の世界の区別が、何層にも深く深層意識に分け入っ ていくに従い、わかりづらくなっていきます。今、誰がどのステージにいるのか、こんがらがってしまいそうになっても、ストーリーにはついていけるところがよく出来てました(*^_^*)。
ハッピーエンドに見せかけて、えっ、ひょっとしてもしかすると・・・!?とギクッとさせて終わるラストシーンも見事です(^◇^)。
インセプションの対象、アイデアを植えつけられる相手(キリアン・マーフィー)が、インセプションによって損害を受けることなく、関係をこじらせたまま亡くなった父との間に光明を見出したシーンには、じ~んと来ました。
そして、謙さんの存在感は素晴らしいの一言!
うさみの一番好きなシーンは、ミッションのために対象が乗る飛行機のファーストクラス席を全部と乗務員も確保しないと、と皆が相談しているシーンで、「航空会社を1つ買ったから。」と事も無げに言うところです~(^○^)。老けシーンも凄かったです。
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コメント
予告編を見ていますので あの わやわやとなるシーンが たのしみ・わからない といったところです。会社を買った! 見たいです。
投稿: 小紋 | 2010年8月24日 (火) 19時31分
>小紋さん
わやわやとなるシーン・・・街のビルがぐるぐるってなるところでしょうか(^○^)?お楽しみですよ~!
投稿: うさみ | 2010年8月25日 (水) 22時27分