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2010年11月 7日 (日)

「香水瓶の世界」展

東京都庭園美術館で開かれている「きらめく装いの美 香水瓶の歴史」展を見て来ました~(#^.^#)。
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香水も香水瓶も同じくらい好きなので、とても嬉し楽しい展覧会でした(^○^)。

香水って贅沢品のイメージがありますし、生活必需品ではありませんが、遥かエジプトローマの時代から使われてきたんですね。香りは王侯貴族の嗜好(クレオパトラのバラ好きとか)もさることながら、宗教医療目的で使われて来たのだそうです。
イエスキリスト誕生のお祝いに東方三博士が持って来たものにミルラ(没薬)が入っていましたっけ。

香水瓶、と一口に言っても、形も材質も大きさもさまざま20101107_p1060829です。
うさみは陶製かガラス製で手のひらにのるくらいの大きさのが好きです(* ̄ー ̄*)。

遥か昔の香水瓶は、香りも瓶もオーダーメイド。自分だけの香りを入れる自分だけのボトル・・・香水好き垂涎ですねえ・・・(*^。^*)。

18世紀末くらいから、香水屋さんが調合して名前をつけた「商品」が出て来てます。瓶と、それが入っていた外箱やタグも残っていたりします。
どんな女性がつけていたのでしょう?中身も残っているものもあり、嗅がせてもらいたくなりました、時間がたって変質してしまっているとは思いますが・・・(^^ゞ。

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時代順に並べられた香水を見て、昔の香水は、今のより詩的な名前がつけられていたんだなあと感心しました。
20101107_p1060835ゲランの「死にゆく花」Fleur qui Meurtなんて、空想力をかきたてられる名前ではありませんか~。枯れ朽ちる前の花の残り香、ひとの一生にも通じるものを感じて、素敵な名前だと思いました。

いつも忠実な」Toujours Fideleというのもいい名前です~(#^.^#)。
写真だとわかりづらいですが、バカラ製香水瓶のふた部分が、お座りしている犬の形になっているのです。わんこは昔から忠実とか貞節のシンボルとして絵に描かれたりしています。どんな香りだったのでしょうね、忠実な香りって?20101107_p1060834

昭和ひとけた生まれくらいかとお見受けした女性が、お連れの方に「家に帰って探してみるわ!昔使っていた香水瓶、これと同じような瓶だったの、捨ててないと思う。でも外箱はないわねえ、取っておけばよかったわ。」とお話されていました。
そうですね、中身を使い切っても、香水瓶って捨てがたいものですよね(*^。^*)。

庭園美術館の建物は、元の朝香宮様のお屋敷で、その時の展覧会内容にかかわらず、備え付けの展示作品があります。
今まで何度も見ていた、ラリックの玄関扉の裏側に置かれている、大きなオブジェ、と思っていたものに、「香水塔」という名前があったのを初めて知りました(^^ゞ。宴会が開かれるときなど、照明部分に香水をたらして熱で気化させ、香りでお客様を迎えていたのだそうです。
玄関でお香をたいてお客様をお迎えする習慣の洋風バージョン、ゆかしいですね。

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コメント

香水瓶の世界、観たいです。
まだやっているかな?

たまに、瓶が好みだと、香りが好みでなくても買ってしまったりします。

むかーし、ゲランで夜間飛行の瓶も香りも気に入って香水を買おうと思ったのですが、予算の関係でトワレにしたら、違う瓶でがっかりした思い出があります。

投稿: tama | 2010年11月 7日 (日) 21時19分

香水瓶は、みんなガラス容器じゃなかったんですね。

あ、1つ、黒くて丸みを帯びた陶器?のがありましたね。

やはり、光線を浴びると変質するからでしょうかね。

容器も値段に含まれていると思いますが、容器だけでも工芸品みたいですね。(笑)

投稿: White | 2010年11月 7日 (日) 21時49分

アンティークの香水瓶、見事な細工ですね!
庭園美術館の佇まいに似合う展示品だったのではないかと想像しました。

投稿: ofuu | 2010年11月10日 (水) 22時05分

香水の世界も嵌ってしまうと、奥が深いのですね。その器もさることながら、いろんな名が冠されていて、興味深く読ませて頂きました。

投稿: ぷりちゃん | 2010年11月11日 (木) 10時15分

ラリークの香水瓶が見たくて、9月に行ってきました。瓶だけで芸術品と呼べるような作品ばかりで、ため息がでました。
旧朝香邸の香水塔のことは知っていましたが、今回の展示に合わせて、実演(?というのでしょうか)してくれたらよかったのに・・・と思いました。
確か天皇即位のときの限定品が展示されていたような気がしますが、どんな香なのでしょう。

投稿: アラベスク | 2010年11月11日 (木) 15時33分

>tamaちゃん
今月28日までやってますよー。混み具合はまあまあ、でした。
高級なボトルって香水しか対応してなかったりしますね(^_^;)。夜間飛行も展示されてましたよん。

>Whiteさん
ガラス瓶になったのはむしろ最近という感じです。瓶と中身とどちらが高いか微妙なのもありますね(^○^)。どちらが欠けても嬉しくないものだからしょうがないですね。

>ofuuさん
そうですね、庭園美術館には、こういう細かい工芸品の展示が似合うと思います。

>ぷりちゃんさん
持っているだけで何となく嬉しくなるものですよね、女性にとっての香水瓶は(*^。^*)。

>アラベスクさん
あら?香水塔、今回は実演されてたんですよ?資生堂が調整した香りだそうで、うっすらと香ってました。アラベスクさんがいらした時はやってなかったのかな。
天皇陛下の即位記念ボトル、すごかったですよねー。エルメスとは書いてあるけど(カタログかいました)、香りについては触れていないので、ボトルだけ製作されたのかもしれませんね?

投稿: うさみ | 2010年11月11日 (木) 22時27分

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