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2011年1月25日 (火)

世代の壁

最近うさみのとてもお気に入りな漫画、ヤマシタトモコさんの「BUTTER!!!」、コミックス2巻目が発売になりました(^^♪。



高校の社交ダンス部
が舞台のストーリーです。
タイトルは、絵本の「ちびくろさんぼ」で虎が木の周りをぐるぐる回っているうちに溶けてバターになっちゃった、というあのエピソードから、(これ以上踊って回ったら)バターになっちゃいます!と訴えた主人公の女の子に、もっと速く正しく回らないとバターにはなれない、と先輩に鼻で笑われるシーンが最初に出て来ます(^○^)。



高校のクラブには珍しい社交ダンスの部活動模様もかなり楽しく可笑しく読んでいますが、それと共に、6人の部員それぞれの性格描写や悩みどころが等身大でリアルです。

2巻では、身長173センチ、グラマーで男の子にからかわれるのが嫌さに猫背になって目立たないようにしている女の子と、担任の先生♂との会話に、ああ、どっちの言い分もわかるなあ、これが埋められない世代の壁だよなあ、としみじみしてしまいました(* ̄ー ̄*)。

あなたが今悩んでいるようなことは いずれ どうでもよくなるよ 多分
大人になってからあのときやらなくて損したーってよりも今・・・


うん、先生のおっしゃることは正論ですよね。14・5歳の頃の、自分の外見や性格に関する悩みのほとんどは、30・40になったら気にならなくなっていることでしょう(^_^;)。うさみおばさんも、自分がそのくらいの頃は、何であんなことをあんなに気に病んでいたんだろうなあ、と思います。
しかーし、10年後20年後に平気になっていると言われたって、10年後の自分の姿なんか想像も出来ないのがティーンエイジャーというもの(;;;´Д`)ゝ!

いまつらいことが・・・っ つらくちゃ・・・だめなんですかっ

と泣き崩れる女の子・・・うん、そうだよね、その頃の悩みは狭くて深いよね(>_<)。
先生はそういう時期を通り過ぎて来たから、そのうち平気になるよ、と慰めじゃなく予想として助言しているのだけれども、当人には目の前の悩みしかなくて、時が解決する、なんて消極策は受け入れられない・・・若者と大人の埋められない溝だなあ、大人になればわかるんだけれど、その時はもう遅いんだよねえ・・・おばさん、しみじみ甘酸っぱくなりましたよ(*゚ー゚*)。

同じヤマシタトモコさんの「HER」というオムニバス短編集で、青春の悩みをかかえる高校生に、中年の女流写真家が、今悩んでいることなんて2年後にはどうでもよくなって3年後には忘れて5年後には16の自分が大切なものを捨ててきたことに気付くものだ、それは「人類にあまねくふりかかる呪い 世界の決まり」と言うセリフがありました。

至言です、さすがオバサン!
人類全体にかけられた呪いで、誰にもふりかかり、どうしようも出来ないことなんだ、と思えば、少しは楽になることもあります(*^。^*)。

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コメント

なるほど!
おばさんの言葉、なかなか含蓄がありますね。
妙に説得力があって、うなずいてみたり。
そういう自分も立派なおばさん。
もう少し、重みのある言葉、いいたいなあ。

投稿: 雲母舟 | 2011年1月29日 (土) 12時59分

>雲母舟さん
年をとっても、なかなかこういう深い意味のあるアドバイスをさらっと若者にするのは難しいですよね(^^ゞ。お説教にならず、かといって何か伝わるものがあるという・・・。まだまだ人生修行中です(^○^)。

投稿: うさみ | 2011年1月29日 (土) 18時58分

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