ベストセラー
このブログの右サイドバーに表示している「うさみの本棚」は、うさみが読んだ近刊本の中から、漫画・文芸書・新書とりまぜてのせています(^○^)。
選択基準は、うさみが気に入ったかどうか、ですので、売れているかどうか、世間様で人気かどうかはあまり関係ありません。ベストセラーだと目に留まりやすいので出会いのきっかけになることはありますが、ベストセラーだから読む、という読み方はしないです(^^ゞ。
昨年秋にここでご紹介した本が、その後あれよあれよという間に売れ出して、凄いベストセラーになっています。2011年の本屋大賞にもノミネートされ、57万部以上売れているそうです。
「謎解きはディナーのあとで」というミステリですが、今やどこの本屋さんでも目立つ場所にバーンと積んであり、同じ作者さんの他の既刊本も二匹目のドジョウで一緒に並べてあります。
うさみが買った時は、普通の新刊本扱いで、特におススメもされていなかったので、ビックリです(^◇^)。気楽に読めて、登場人物たちが漫画チックに極端で面白いと思いましたが、こんなに人気が出るとは~。
表紙イラストを描いているのが人気のイラストレーター(中村佑介さん)だから、との分析記事もありましたが、それだけでこんなに売れるのでしょうか。
お嬢様と執事という探偵コンビの組み合わせに、キュンと来る人が意外に多いのでしょうか(^○^)。
少し売れ出すと、出版社側もさらに売ろうと宣伝費がかけられるようになり、テレビCMや電車の吊り広告なども途中から始まりましたし、他のメディアでもかなりとりあげられて、興味を持つ人が増えたのもあるのでしょう。
うさみは執事さんが安楽椅子探偵(自分では現場に行かず、伝聞の証拠だけで推理する)なのが、楽しかったです。
先日大型書店で、高校生か大学生くらいの女の子ふたりがこの本を手にきゃいきゃいしゃべっているところに行きあいました。
「この本絶対面白いよね~。読みた~いヽ(´▽`)/!
(うさみ心の声:へえ、こういうお嬢ちゃんたちも読みたいと思うのか。)
でも高いよね~(。>0<。)。
(うさみ心の声:この厚さで1,575円って特に高くないけどなあ。)
文庫本出てないのかな。
(去年秋に発行されたばかりだから、当分文庫にはならないと思うよ・・・(;;;´Д`)ゝ)」
お譲ちゃんたちは普段、文庫本しか読まないのですね(^_^;)、ハードカヴァーを手に取らない層まで興味を持ってくれれば、売れるのも道理かもしれません。
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